ダメ出しするダメなオタク

ソルシエ再々演とDVD待ってる

推しに飢えてない

推しはおよそ月に一度の頻度で舞台に立つ。ここ一年で環境が変わったけどそれまでテレビにはあまり出なかった。だから月に1度遠征すればすんでいたのでちょうどよかったんだと思う。

以前ちょっと無理かもしれないって思うことがあってしばらく離れてたんだけど、また見るようになった。でも前みたいに毎月見に行こうと思わないんだよね。なんでかなって思ったんだけど飢えてないんだ。最初のようにブログが更新されたらすぐに見るとかもうしてないしそれは悪いことじゃないとやっとわかったというか、無理をしない範囲でを追いかけるって言うのが自分の体にようやく染み付いたのかもしれない。

自分のペースと距離感をようやく掴んだ。その結果もう飢えてないんだよなぁとなんとなく思った。なんて言うかよく分からないけど、年齢を重ねたから昔のようにガツガツお肉が食べれないみたいなこととはちょっと違うんだよね。上質の良いものを食べたいみたいなそんな感じはあるんだけど量は減ってないっていうかむしろ増えてるっていうか。

あの人の舞台だけ見ていても私の中で埋まらないものがある。アニメーターや声優を目指す人に対してアニメだけ見ていないでほかの芸術に触れろってこういう事かと段々分かってきた。美術館に行ったり旅行したり本を読んで誰かと話して仕事で失敗したりそんな人生の積み重ねが人を豊かにするっていうのは何かそうなんだろうな、ってなんとなく腑に落ちた。

それでも何度でも見たい毎日通いたいそんな舞台がある。きっと人生の中で必要な期間なのかなって自分を納得させたりするんだけど5年後10年後振り返ったときどうなるんだろうなぁ。

 

好きで好きで依存とか信仰とかそういう域に達してるけど、全通しようと思わないし他に優先する事もたくさんできた。お金をたくさん出して空席を埋めるマナーの良いファンでいられた期間は3年もなかったけど、楽しかった。そして私の人生で必要な時間だった。

今度のテレビも視聴できない地域だけど応援してるから。茶の間にすらなれないけど、どうか成功しますように。あなたが思い描く道の先に幸せな未来がありますように。

 

推しの顔は好きですか?

推しをイケメン俳優扱いされるの違和感がある。自分の周りにいたらイケメンだけど芸能人としてはそんなでもなくない?という認識で推してる。当然私個人としては大好きだし写真集も買うしブログの自撮りが少ないことに文句を言う。板の上でへらへらにこにこしてる顔が好きで好きでたまらない。

 

ところでオリンピックがあったのでフィギュアスケートを見た。メダルの期待が高まりメディアの報道と国内の熱気に包まれて私もテンションが上がっていた。あのときはみんなソワソワしながらテレビに釘付けになってた。そこまで興味があったわけじゃなかったのにどういうわけか沼に落ちた。沼の住民いわく「ピョン落ち」らしい。

ちょっと前から「お顔がたいへん良い〜〜!!」なんて言ってはいたけどあんなに簡単に落ちるとは思わなかった。

 

あっちの沼に落ちてから始めて推しの舞台に行った。推しがギラギラした空気を纏いながら登場して殺気立った表情をしたときあっちの推しと重なって見えた。顔が似てるとは思わないけどなんとなく共通の空気を感じた。

なんで突然沼ったのかわからなかったけどなんとなく納得できた。

 

推しの事が好きで舞台に立ってる姿が観たいのに、推しが出演する舞台が私の好みじゃなくなってきたのが辛かった。舞台オタクでいられる自信もなくなっていた。そうして代わりになるものを求めて、結果代わりなんてない事に気付いてしまった。

周りに甘えてふにゃふにゃした笑顔を見せながら真ん中に立つ推しが好きだった。お芝居が好きなのが伝わってきた。以前のように同じ舞台を何公演も観なくなったけど、推しがずっと変わらず舞台に立ってるという事が私の支えになってた。私の心の中でかけがえのない存在になっている事を今更知った。

なんでこんなに重い女になっちゃったんだろう。どうしたらいいのかわからない。

 

びっくりするほど推しが好き

2017年の振り返りをしてたんですが、某おきに召してた時に「出番がないので本番中に読書してた」発言を思い出しました。

いま思い出しても腹が立つし当時ははらわたが煮えくり返った。

あんなに怒るなんて、ほんとに推しの事好きだったんだなと今になって思う。

いや、まあ今でも好きだから推してるんですけど。

7年推してればもう好きな事も嫌いな事も出てきて当然ですよ。

最初の恋は盲目の頃から比べれば冷静にもなるけど、やっぱりあの演技も笑顔も好きなんです。もはやライフスタイルの域。

貢いだわけでもないけど毎月東京まで遠征してたら使ったお金は考えたくない。

観劇自体をお休みしてた時期もあるし、去年だって6公演しか見てない。BBAには18きっぷも高速バスも辛くなってきたんですよ!新幹線は高いの!推しを優先して体調崩す選択するほど若くはないです。

だから使ったお金だけ見ればそこまで増減があったわけでも…どっちかというと別の推しが出来て観劇費はかさむ一方です。飛行機も使うからね。

 

ところでいまテニラビにはまってます。

人生初のソシャゲでして、「ガチャをするとき跡部様の曲を流すと推しが引ける」と友達が言うのでやってみたらほんとに出て笑いが止まりませんでした。

正月イベントの真田が「敗北の淵に案内してやろう」とか言うたびに「たーだーでは返さん♪」と歌いだしてはテニミュの思い出に浸る日々です。

テニミュ観たい。めっちゃテニミュ見たい。

推しが出てるところ見返したけどあんま変わってないな~。

いま大阪まで行けば生のテニミュが見れる…。

ちょっと遠いか。

愛知は別の遠征中でいないな。

東京凱旋は別の舞台と被るからマチソワして来ようかな。

なんてほわほわ考えてたお正月でした。

バイキングホーン見たい…見たい……。

 

推しは好きだけど他の舞台も見たいしお金も時間も足りない。

時間というか体力。

 

演劇から離れてる間に小劇場演劇のノリについてゆけなくなってしまった。

でも推しが輝くのは小劇場なんですよ。きっと。

売れてないって意味ではなくて

昨日と同じ舞台にする気はない人なので

ロングランでも自由にできたこの記事冒頭の作品はいきいきしてた。

毎日同じクオリティを目指してる劇団を追ってるいまの私と

あの人が目指してる未来は別の道なんだと思わされた1年でした。

別に同じ道を目指してたわけじゃないけど

「売れたい」の言葉の先にあるものが違うことに気づいたから

もう、色々仕方ないのかなって。

あの人は売れたい

私は応援したい

思い描く理想の未来が違っていても

好きでいられなくなったわけじゃない。

 

 

あーむりだ

テニミュまで戻りたい。

すきすきだいすきって言ってれば幸せだったのに